今回は『強力棟』のご紹介です。
これまでは屋根の頂上部である「棟」の部分に、土を使い瓦を積み上げた施工が一般的でした。
今回の熊本・大分県を中心とする地震の被害が多かった箇所はこの「棟」部分です。
棟部分は、土を盛ってその上に瓦を乗せています。長い年月の経過により土が風化しもろく崩れやすい状態になります。
※土が崩れる=瓦もずれやすい
大きな揺れにより、この棟部分に被害が出たと考えられます。
最近では新築でも「強力棟」(別名:強化棟)というシンプル工法を取り入れることが多くなってきました。
シンプル工法は、工期短縮にも繋がります。
芯木に南蛮漆喰を施工、ビスでしっかりと留めつけますので、がっちり頑丈に仕上がります。
↓芯木に南蛮漆喰を塗り、冠瓦を被せビスでしっかり止めていきます
★ポイント★
原状回復?
(同じ瓦を積み直して元通りに)
強力棟にやりかえる?
(新しい瓦を使いシンプル工法で)
お客様のご意向や屋根形状などにより、
それぞれのお客様にあった
より良いご提案をさせて頂きます!
平板・和型どちらの瓦にも対応できます。
強力棟 完成写真 平板
強力棟 完成写真 和型